婚活体験談その1 楽しかったはずの合コンは女同士の戦場に

今日は30代女性Rさんのこんな婚活体験談をご紹介します。Rさんはコロナ禍前ですが婚活という名目で頻繁に合コンに参加していました。合コンは知り合いのつてや女友達のつてなどでメンバーを集めて行う気軽なものだったので深く考えず参加していたようですよ。
最近はコロナの影響でみんなでわいわい集まるような合コンの機会がなかったのでちょっとうらやましいですね
合コンはしょっちゅうだったね。まあ今もなくはないけどマッチングアプリなんかもでてきたからね
友達同士で婚活というより遊び感覚で参加していた合コン
Rさんが参加していた合コンは今から10年くらい前にさかのぼります。月に2~3回くらいの合コンに参加することもあったようですよ。自身が幹事になってメンバーを集めることもあったり、男性の知り合いに声をかけられて女子メンバーを集めて参加をしたりしてました。
男性のお勘定持ちが当たり前
当時、合コンでは男性がお勘定を支払うのが当たり前でした。なので、Rさんは婚活そっちのけで心から飲んだり食べたりを楽しんでいたそう。特に銀行員や有名企業勤務のステータスのある男性メンバーのときはお店選びを担当するときなどはあえて高めのお店をチョイスしていい思いをさせてもらうことも。Rさんに限っては毎回お目当ての男性はおらず女友達同士で参加していて、友達思いのため、いかに女子みんなが楽しく満足いけるかを気にしていました。なので、「今日の男子メン収穫なかったけど料理おいしくてよかったねー」などおごられてみんな得してハッピー、みたいな趣旨になっていました。
女同士のつながりも生まれる
そんなかんじなので、もはや婚活目的ではなくパーティーを楽しもう!みたいな空気になりつつありました。特にいつもつるんでいる女子メンバーが毎回参加できるわけでもないので人数合わせのために自分の面識のない女子を男子メンバーがつれてくると、今後のことも考え男子メンバーそっちのけで女子同士意気投合して友達となりその後の合コンも一緒に参加など女同士のつながりを広げていきました。もともと、恋愛体質ではなく男性に対しての免疫もあまりなく、欲もないRさん。男性よりも女性にモテるタイプでした。こうして友達思いのRさんは女友達の数を合コンを重ねるたびに増やしていきました。
だんだん飲み会クイーン状態に
そもそもなんのために合コンに参加しているかもだんだんわからなくなり、「Rちゃんまた飲み会なの?すごいじゃん、飲み会クイーンだね」と言われるように。そこまで人見知りではないにしろ、だんだん知らない男性グループと飲み会を重ねることに疲れることもしばしば。とはいえ合コンといえば婚活、いちおう表向きには婚活をしているのでとりあえずは続けることが大事。何か運命の出会いがあるかもしれない、と合コンに参加し続けます。
なんだか楽しそうであり、大変そうであり...
もはや婚活ではないような...
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女友達がいるゆえに合コンでは婚活を差し置いてこんなことも
知っている女友達とかならず参加していた合コンなので気もゆるんでこんなこともあったようです。
男子メンがイケてないと...
数多くの合コンに参加しているとどうしても男子メンバーがイケていないことも。まあ、そもそもそんなに欲深く参加しているわけではないのでそういうときもあるか、まあ、自分たちも同じように思われてること絶対あるよね、くらいで流すのですがたまにつるんでいる女同士で悪ふざけしてしまうこともあり...
男子が気づいてないところで合コンが行われているリアルタイムにその場で、女子同士でLINEでやりとりを始めてしまったり。
「なんか一人すごいはげてるじゃん」
「あの見た目で上からな話し方まじありえない」
など男子が気づいてないと思い陰でLINEで言いたい放題。女子は悪いですよね。
幹事の女友達と反省会
まあその程度の見た目がイケてない、話す内容がちょっと残念な男子くらいならよいのですが、もう、ほんとに手に負えないくらいドン引きする下ネタばかり言うような、そもそも人格に問題があるだろうくらいの合コンクラッシャー男子が参加することもありました。その時はRさんの繋がりではなく女友達の1人の繋がりで男子メンバーが揃えられたのですが、二次会はもう男子を巻くようにして女子のみの反省会状態になったそうです。
女子って怖い...
まあ女子がつるむとそんなもんだよね
合コンも日がたつにつれ女友達が婚活本気モードに
数年経つとつるんでる女子もRさん自分自身も年齢を重ね、婚活適齢期マックス状態に入ります。それまでは漫然とまあこんなかんじかなー、とお遊び状態でしたが女友達みんなが本気を出してきます。自分もそれにつられてちょっと気持ちが焦り始めます。とはいえ、Rさんはもともとそこまで男性に興味を持つタイプではありません。なかなか周りの女子のように動くこともできません。
お目当ての男性がかぶる
婚活あるあるですが、合コンではいいなと思う男子がかぶります。男性にさほど興味を持たないRさんもだんだん意識が婚活に向き始めて、この人ならいいかも、と思うことも増えてきます。ですが、Rさんがいいな、と思う男子のことを必ずと言っていいほど女友達もいいな、と思います。Rさんは友達思いなので、「私、Aさんのこといいなと思ってるんだ~」とトイレに行ったときなどに聞かされると、「私もいいと思う」とは絶対言えませんでした。ゆずってしまうのです。
いつも肉食おばけの勝利
Rさんはいいな、と思う人がいてもなかなか自分からは行けないのですが、グイグイアプローチしてどんどんデートを重ね、結婚してゴールインする女友達も増えてきてすっかり焦る一方でした。だんだん、合コンの場では女同士のこっちを振り向いてアピール合戦のようになっていき、いわゆる自分から誘うではなく誘わせるように仕向ける行動であふれかえります。そうなると女同士陰で「Bちゃんは普段はあんな高い声で話さないのに今日はトーン高めだったよね」「あんなに釣りとかキャンプとか興味ないって言ってたのに、Aさんが趣味アウトドアって言った瞬間、あたしもですー、ってCちゃん言ってたよね」などと足の引っ張り合いや妬みであふれかえるようになります。友達なのに...
全部嫌になる冷める
「なんのためにやってるんだろう。なんかもう楽しくないな、合コン」とRさんはだんだん合コンに参加するのが苦痛になってきました。飲み会は嫌いではないですが、女友達もだんだん結婚したり、交際に発展したり、と知らないメンバーの合コンに参加することが必要になったのも少ししんどくなる理由でもありました。なんとなく、合コンに行くのは減っていきました。その代わりRさんはセミナーや交流会、婚活目的ではなく趣味などで集まるイベントなどに参加するようにしました。そうすると気持ちが楽になったみたいですよ。
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結局、婚活目的の合コンに疲れ友達からの紹介で結婚
すっかり合コンに行くのをやめたRさんは、地元の友人から職場の男性を紹介されて2年お付き合いしたのち、結婚しました。合コンでは結果的には結婚というゴールには至らなかったものの、Rさん的には男性とのデートはしていないものの飲みの場で男性を見てきたので地元の友人の紹介してくれた男性との比較をした上でこの人だ!と決めることもできた、と思っているそうです。合コンで会った男性はやっぱりちょっとノリが軽い方が多かったようです。どんな経験も無駄にはなりませんね。
まとめ
いかがでしたか?合コンは生涯よりそう相手を探す場、お付き合いしたい相手を探す場でもありますが、男女があつまってわいわい楽しむ場でもあるのがRさんの体験談からわかりますよね。自然な出会いでの恋愛を探す方や、とりあえず楽しみたい方にはよいかもしれませんが効率的に結婚相手を探したいのであればマッチングアプリや結婚相談所がよいかもしれませんね。
でも、私も合コン参加してみたいなー
今度やろうかー?
やりましょ、やりましょ♪