婚活体験談その2 マッチングアプリの闇と沼
最近はマッチングアプリで出会って結婚した、という話はよく聞くようになりましたね。ですが、やり方を間違うと辛くしんどいストレス、なかなか結婚につながらず出会いと別れを繰り返すループにはまってしまうこともあるようです。今日はマッチングアプリで苦戦したというNさんとKさんの婚活体験談を紹介します。

マッチングアプリってなかなか勝手がわからないです~
最近は出会い方の主流にもなっていて時代が変わったな~と思うよね
マッチングアプリは合わなかったNさん
Nさんの場合はそもそもマッチングアプリは自分に合わない、とわずか1か月でアプリを二度と見たくない!と削除。その後、Nさんは婚活とはぜんぜん関係ないイベントで出会った人と結婚しました。自然な出会いのほうが自分を素直に出せてよかったとのことです。
めちゃくちゃ出会えると誘われ
Nさんは女友達からマッチングアプリだと、めちゃくちゃ出会いの数が多いので効率がいい、と言われてとあるアプリをインストール。まずはどんな人が登録しているのか、みてみようか、くらいの好奇心で自撮りの写真登録と、とりあえず簡単にプロフィールを入力してスタート。
アプローチが来る相手はみんなイマイチ
はじめて間もなくいいねが届くのですが、いいねを送ってくる男性はこんなかんじでした。
- Nさんが30代後半なのに対し、男性は40代、50代
- 少しぽっちゃりぎみの男性
- 身長低めの男性
- 髪の毛が薄めの男性
- その3つが全てそろっている男性
Nさんはそこまでイケメンを求めてはいませんでしたが、見た目からちょっと結構です、という男性ばかりがアプローチしてくるので、正直、「うう、だるい」とアプリを開くのもしんどくなる状態でした。
メッセージを送ってくるときもありましたが、「とりあえず会うだけ会おうよ」「LINEでやりとりしたい」など言われてもなかなか生理的に無理、という方が多く「ちょっと今はこのアプリをなんとなく見てるだけなんで...」と断ることが多かったそうです。
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ジャニーズ顔のサクラなの?
そんなイケメンとはほど遠い男性からしかいいねを送ってくることがなかったある日、急に20代後半のジャニーズ級イケメンが現れます。Nさんは何か様子がおかしい、とかんづいてはいましたが、アプリでチャットのやりとりをとりあえず進めました。今までのブサメン様達との無骨でストレートなやりとりとは打って変わって、若干の長文で毎回やりとりが展開されていきました。自分の趣味、仕事、インテリアの話など自分はこういう人間ですよ、と事細かに伝えてくるのと、それと対等にNさんにも趣味や休日の過ごし方などの質問を投げかけてきます。
Nさんはやりとりを進めれば進めるほど最初に感じていた違和感がさらに強くなるのを自分で確信しました。
まず、その方が送ってくる写真がまめな頻度でしたが、あきらかにどこかのフリー素材のような手料理などの写真を送ってきて、「1人暮らしの僕が作った今日の夕ご飯です」や、「この間撮った僕の写真送るからNさんも写真送ってくれないかな」と送ってくる写真がプロフィール写真とはまったく別人のイケメンだったり...
最終的に趣味のドライブの話を始め、高級車の写真を送ってきてやたらとドライブに誘いたがりました。「なぜこの人はこんなにドライブに執着するのか。なぜ車に乗せたがるのか」と少々気味が悪くなり、Nさんはアプリを削除しました。
いまだにあれはジャニーズ顔のサクラか何かだったのか不明です。
うわー、なんか詐欺の匂いがする
そうだよね。マッチングアプリって誰がやってるかわからないからちょっと恐怖だよね
敗因は自分の写真とプロフィール
最初から本気で取り組むつもりはなかったにしろ、まあいい人がいれば会ってみてもいいかな?くらいに思っていましたが、あまりにも程度の低い男性からのアプローチにNさんはドン引きしてしまいましたが、自分でもなんとなく敗因はわかっているということです。
Nさんは30代後半、婚活市場でもかなり難易度が高い年齢層になっているのにもかかわらず、写真やプロフィールに力を入れていませんでした。プロフィール写真は蛍光灯の下、白い殺風景な壁を背景に自室で自撮りしたもの。加工もせず薄化粧のありのままで写真をアップしました。プロフィールも正直めんどくさいので最低限の内容、空欄をたくさん残していたそうです。
自分の程度の低さもアプリ上ではなかなかだったのではないか、とアプローチしてきた男性に若干の申し訳なささえ感じたそうです。
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マッチングアプリの沼にはまったKさん
ぱっちりおめめで可愛らしい見た目、明るくておしゃべりなKさんはすでにマッチングアプリの使用を2年ほど行っておりますがまだ結婚を前提としたお付き合いにはいたりません。出会いの数はもうすでに30人以上。ですがまるで沼にはまったかのようにマッチングアプリから抜けられなくなってしまっているとのこと。
マッチング率は高い
30代前半、大手企業の総務、見た目もかわいくて一見非の打ちどころのないKさんはアプリ上での男性ウケもよくハイスペック、イケメンとのマッチングの頻度も多いそう。そんなかんじなので当初は自分ってイケてる、モテてる、と錯覚して喜んでほいほい男性とデートに出かける感じだったとのことです。男性がイケメンで職業や年収などもちゃんとしていたりするとこの人とゴールインできちゃうかも?!とテンション高めになっちゃうKさん。
すぐにLINE交換→交際スタート
ノリもよいKさん、ものおじせずフットワークも軽いのでリズムよく話が進み、LINEを交換しデートまですぐにこぎつけます。二人の仲も盛り上がりデートも間をあけずに行ったりいつも順調に交際スタート。男性もハイスペックで、イケメンが多くデートしているときも、うらやましいなーなどと周りに見られていることが気持ちいいくらいだったそう。お酒の場が好きなKさんは夜に男性と序盤から会うという警戒心のまったくないタイプです。
必ず2週間で音信不通
「マッチングアプリで会った人と付き合うことになったんだ」という報告を何度知り合いや友人にしたことか...付き合うことになってもすぐにKさんの場合は男性の方から音信不通になってしまうんだとか。付き合うことになって、親密な関係になるとすぐに離れていってしまうんだそうです。ですが、Kさんの場合はそれなりにレベルの高い男性ばかりとマッチング、デートができているので「次こそは」と同じことを繰り返してしまうそうです。
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敗因は2つあり
じゃあ何がいけないのか、敗因は2つほどあります。まず、Kさんは見た目もよい、気さくでとっつきやすく、大手企業の総務という自分自身もレベルは上であるという自負もあるんです。気さくで話しやすいKさんですが、男性に対してもオープンな分、少し上から目線で仕事や年収のことを話してしまうことも多いそうでした。「もうすぐ自分でマンションを買おうと思ってるんだよね」「うちの部下、ほんと仕事できなくてさー。部署の中で仕事まともにできるの私くらいだから、給料もみんなよりちょっと多くもらえてるんだよね」など言わなくてもいいことまで話してしまうところがありました。男性はお金の話、仕事のできる、できないなどをおおっぴらに話す女性をすこし煙たがります。自分に対しても同じようなことを言ってくるのではないか、と思わせてしまうんですよね。
もう1つは、出会い→交際→親密になるスピードが早すぎることです。オープンで気さくなKさんはノリよく男性とすぐ会って、飲みに行くなど、男性側からすると「おー、この子警戒心ないし、すぐいけそう」と思わせてしまうんですよね。男性もヤリモクの方も多く、特に見た目もいいイケメンに限っては何人もの女性と平行してやりとりしたりデートしている方が残念ながら多いです。Kさんがマッチングしている男性のほとんどが女性慣れしたヤリモクの男性である可能性が高いです。だとすればなおさら慎重に時間をかけて見極める必要があるのに、すぐ体の関係を許してしまうところもあったのでしょう。
うう、女子はボロボロになりますよね、こんなの繰り返したら
自分を大事にするって大切だね
まとめ
いかがでしたか?今日はマッチングアプリで出会うということが以前に比べ一般的にはなりつつある中、まだまだやりとりや出会いの中で気を付けながら進めていく必要があるなあと感じさせる内容だったのではないでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。